E233系8500番台
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 南武線ではE233系8000番台投入完了後も209系2200番台が1本残存していたが、この編成もE233系に置き換えることとなった。これに際しては車両の新造ではなく、豊田車両センターに所属していた青梅・五日市線用の0番台(青670編成)を転用することで対応することになった。この編成は既存の8000番台とは変更点も多いことから、新たに8500番台に区分されることとなった。帯色は8000番台と同じものに変更され、車内のLCDも17インチの大型のものに換装されているが、運版表示が独立せず種別・行き先表示器と一体化している点、半自動扱い用の押しボタンがそのまま存置されている点、立川方先頭車(クハE232形)に電気連結器が存置されている点、車内モケットが元のオレンジ色基調となっている点など、0番台時代の特徴を色濃く残している事項が多い。8500番台は2017年3月に営業運転を開始し、他のE233系に伍して活躍している。2017年9月・2018年8月にはそれぞれ諏訪湖花火大会の臨時列車として長野地区でも営業運転を行っている。なお、同編成導入で置き換えられた209系は廃車とはならず、新型ジョイフルトレインの種車として幕張に転属した。

 2018,08,15 松 本


2018/08/23