E233系1000番台
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 2007年登場。車両の取替え時期が迫った従来の209系を置き換えるべく製造された京浜東北線用の車両である。基本的な機器及び性能は0番台と同じであり、6M4Tの10両編成を組み故障時への対応から走行機器系統が二重系統化されている点も同一である。一方で京浜東北線の路線特性から半自動扉は設置されず(3/4戸閉め装置は設置)、先頭部にホーム検知装置を設置する等の変更点が存在する。帯色もラインカラーであるスカイブルーとなったが、こちらは前面窓の下にも配されるなどデザインが変更されている。また、運行番号表示器も前面窓下に設置される等、一部の設計には違いが生じている。尚、当初は6扉車も連結する予定であったが、混雑の緩和が見込まれた事から連結されずに至っている。車内は0番台同様と扉部を含めて優先席部分を除き白色化粧板仕上げとしたが、モケットは0番台がオレンジ系のものに対し青色系のものが採用されており、同種類のモケットは他のE233系にも反映されている。1000番台は2007年12月より営業運転を開始し、2010年1月までに10連83本が落成して同月までに京浜東北線の209系を全て置き換えた。現在の京浜東北線は同系列の独擅場であり、主力車両として活躍している。

 2009,02,02 東 京