209系3000番台 | |
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209系:0番台・900番台・910番台・920番台・500番台・1000番台・2100番台・2200番台・3000番台・3100番台・3500番台 |
1996年登場。八高線八王子〜高麗川間の電化開業にあわせて製造された車両である。基本的な仕様は0番台に準じているが、単線区間での交換待ちなど、停車時間が長い路線事情を反映し、押ボタン式の半自動扉が設置されている。これは製造当初は限定使用であったが、八高線が押しボタン式の車両に統一されてからは通年使用が開始されている。それ以外の車内は他の209系と同じくロングシートであるが、1編成は一時期ロングシート・クロスシートの可変座席が試験的に搭載されていたことがあり、同様の座席は後にE331系に採用されている。3000番台は4連4本が製造され、他車と共に南古谷〜八王子間にて使用されていた。20年以上主力車両の一翼として活躍してきた車両であるが、2018年から209系3500番台・E231系3000番台による置き換えが開始されており、2019年1月を以て全編成運用を離脱した。2両が郡山総合車両センターにて訓練用機械に改造され、余剰車が解体された他は長らく宇都宮及び下新田に留置されていたが、2020年に入り全て長野総合車両センターに回送され、そのまま廃車解体されている。 2011,08,22 高麗川 |