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最初期に投入された2本は3扉のまま導入されており、京王線時代の面影をより強く残している。ただし中間扉は締切扱いとなっており、有人駅であっても開閉を行わない。このグループは現在は1編成が京王時代の塗装に復元されている他、もう1本はかつての旧型車が纏っていたクリーム地に水色の帯が巻かれた姿に塗り替えられている。この編成は7000系に置き換えられ2018年1月に現役を退いている。
2013,07,19 電鉄出雲市 |
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京王帝都電鉄時代の塗装に復元されている第1編成。そのうち電鉄出雲市側のデハ2111号車は登場当時につけられていた通称「赤ヒゲ」が再現されている。
2016,11,12 川 跡 |
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第4編成は2013年より「ご縁の国しまね」の観光PRに際し、島根県のマスコットキャラクター「しまねっこ」をあしらったラッピング電車「ご縁電車しまねっこ号」となっている。ピンクを基調にイラストや「しまねっこ」等が描かれた外観となっており、車内も座席モケットがピンク色となっている他床もピンク基調となり、更にしまねっこの置物もおかれている。
2016,11,12 浜山公園北口〜出雲大社前 |
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かつて京王色に塗られていた第1編成は、2018年の修繕工事施工後、デハニ50形に準じたオレンジ地に白帯の姿に改められている。
2024,02,25 高 浜〜川 跡 |
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第3編成は2013年に大規模な改造工事が施工され、イベント対応車両に改造された。同時に白とオレンジを基調とした専用塗装に塗り替えられ「楯縫」という愛称がつけられた。特に一畑口側の2103号車は片側がソファシートとなり全座席が宍道湖を向くように改められている他、地元産木材を使用したテーブルや木目調の床材が取り入れられ、他の車両とは全く異なる印象の内装となった。更に乗務員室背後には南海10000系の発生品であるリクライニングシートも備えられている。イベント対応車両ではあるが、通常は一般運用に従事している。
2024,02,25 雲州平田 |
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第4編成は2019年まで「ご縁電車しまねっこ号」として使用された後、第1編成と同様のオレンジ地に白帯を巻いた姿に改められている。
2024,02,25 川 跡 |