1991年登場。北総開発鉄道(当時)の新鎌ヶ谷〜高砂間開通に伴い製造された通勤型車両で、ほぼ同時期に製造された京成3700形の姉妹車である。車体帯色や床・モケット色の違いを除いて3700形1次車と殆ど変わらないが、同車登場時の北総線は未だ新京成電鉄とも乗り入れを行っていたため、SRアンテナも装備しており、松戸までの入線実績もある。北総の自社発注車としては8連2本が製造され、両編成とも現在は種別及び行き先表示器がLED式に変更されたものの、踏切の殆ど存在しない路線特性からか、製造から20年以上もの間スカートが取り付けられないまま推移した。前述のとおり床、モケット色は当初独自仕様で、3700形との差別店となっていたが、現在はモケットへの交換や内装更新により統一されている。しばらくは自社発注車両2本の陣容だったが、2003年には京成3000形の運転開始にあわせて京成3700形のうち3808Fが北総開発鉄道へとリースされて、7300形に編入の上7808Fとなり7050形のうち4連2本を置き換えた。この編成は製造時からスカートが取り付けられている他、車内もバケットシートとなり製造当初より車椅子スペースも備えられている(自社発注車2本には長らく備え付けられていなかった)。リースされている車両は全て7800番台となっていることから、7800形とも呼称される。リース車両は長らく8連1本のみであったが、2015年の7260形置き換えに際し8連1本、予備車確保のために2018年に8連1本が追加でリースされ、以降は自社発注車2本、リース車3本の陣容となり、リース車の本数の方が上回っている。羽田空港〜印旛日本医大間の系統を中心に主力車両として活躍している。尚、成田スカイアクセス線には北総車の充当運用がないため、印旛日本医大から先の成田空港方面には乗り入れない。前述の通り自社発注車は長らくスカートが取り付けられていなかったが、2012年11月になってついにスカートが取り付けられて現在に至っている。なお、2015年にリースされた7818F(元3748F)は2020年に青砥駅構内で脱線事故を起こし、長期間運用を離脱していたが、2021年になり京成に返却されることとなった。代替で2021年に3700形8連1本(3768F)がリースされているため、2022年の時点での総本数は8連5本のままとなっている。 2012,01,05 品 川 |
■Variation |
■Composition photographs(編成写真) |
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2024/09/14