■Variation |
1991年に登場した1次車3編成は種別表示部分に出っ張りがある。このグループは当初スカートを搭載していなかったが、2次車製造後に取り付けが行われている。現在は全編成が3000形同様に種別・行き先表示器がLEDに換装され、車内案内表示器も3000形と同一のものになっている。尚、回送表示の場合前面の種別表示器には表示されない。とりわけ1次車は一旦3色LEDに換装された後、フルカラーLEDに再換装されている。 2012,01,05 京成高砂 |
|
2017年現在の3708F。集電装置がシングルアームパンタグラフへと換装されている。 2017,03,05 京成高砂 |
|
3758F以降の改修では、側窓がUVカットガラスに改められており、緑がかった色となっている。2017年秋に改修されたこの3818F以降、車内案内表示器が液晶のものに改められており。今後の3700形は順次液晶表示器へと換装されていくこととなった。 2018,01,14 ユーカリが丘 |
|
2次車の3748Fは2015年に北総7260形置き換えを目的に北総鉄道にリースされて同社7818Fとなったが、2020年に発生した青砥駅構内で発生した脱線事故の該当編成になるという憂き目に遭った。その影響で1年以上印旛車両基地にて休車状態が続いた後、翌年には京成電鉄に返却されることとなった。返却後は元の編成番号である3748Fに戻されたが、脱線した車両を含む2両は編成から外され6連となった。脱線した車両がダブルパンタグラフのM車(初代3742号車→7812号車)であったことから、パンタグラフ1基搭載の電動車(3745号車→7815号車)にパンタグラフを増設したうえで改番し、連結位置を変更して新たに3742号車を称することになった。元々は下枠交差型パンタグラフだったが増設パンタグラフはシングルアームパンタグラフで、1両の中に異なるパンタグラフを搭載した珍しい車両となった。京成車としては2021年12月に復帰し、以降は普通列車を中心に京成各線で使用されている。千葉線、千原線にも乗り入れており、6次車以外の3700形では初めて通常運用で千葉線、千原線にも充当される編成となった。なお、編成から外された2両は京成復籍後そのまま廃車されており、3700形における廃車第1号となった。その後下枠交差型パンタグラフがシングルアームパンタグラフに換装されたが、復帰後1年を絶たずして再度運用を離脱し、上野方2両を脱線で運用を離脱した3788Fの後継車両として転用するよう改番・編成替えがなされ、この編成は短期間で見納めとなった。 2022,04,17 京成津田沼 |
|
2000年以降に製造された車両は外観・内装がそれまでの車両と大きく変わり、新造車としては初めてシングルアームパンタグラフを搭載した。総勢6本と少数派ではあるが、このグループでは6連も製造されており、3000形の礎となっている言っても過言ではない。現在は全編成ともフルカラーLEDに換装されている。 2012,01,05 京成高砂 |
|
雪舞う中を行く3700形。尚、3700形は製造当初は全編成とも行き先・種別表示には幕を採用していた。現在は全編成とも3色LEDまたはフルカラーLEDへと換装されているため、3700形ではこの姿を見る事は出来ない。 2008,02,03 勝田台〜志 津 |
|
登場時のスタイルであった当時の8次車。尚、全編成とも表示器換装時に車内のLEDも換装が行われて3000形と同一のものとなった。この際、1次車を除いて車内の表示器は千鳥配置へと改められている。 2008,01,16 品 川 |
|
前照灯がLED化された3848F。京成籍の3700形は、3000形や北総7300形等が前照灯がLED化された後も換装されていなかったが、2024年1月になり3848Fの前照灯がまずLED化された。その後急速に換装が進み、大半の編成が2023年度内に換装されている。 2024,01,28 勝田台 |
|
同じく前照灯のLED化が行われた3708F。2024年2月以降換装が進んでいる。また運番表示器の白色LED化も漸次行われている、なお、脱線事故を機に異なる編成同士を併結した形になっている3788Fは、前照灯の換装と共に機器更新が施工されている。 2024,03,20 志 津 |
|
前述のとおり、脱線事故を契機に旧3748Fの上野方2両と旧3788Fの成田方6両を組み合わせた新3788Fは、3700形として初めて制御装置の更新がなされた。それまでのGTO-VVVFインバーター制御から、3100形と同様ハイブリッドSiC-VVVFインバーター制御へと変更されている。 2024,08,07 勝田台 |
■編成写真 |
Coming Soon...