223系2500番台
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 1999年登場。元々は「紀州路快速」の運転開始に伴う0番台の編成組み替えに際して不足する制御車を補う為に製造された車両である。車体は223系2000番台と同様のものへと変更されており、車椅子対応トイレや車椅子スペースも当初より完備されている。尚、車内は0番台同様1+2配置の転換クロスシートとなっている。また制御装置がIGBT-VVVFインバータ制御へと変更されている。当初は制御車・制御電動車のみ製造されたが、2006年からは輸送力増強の観点から中間電動車も製造された。尚、0番台との共用されることから補助電源故障時のバックアップが延長給電方式となっている他、クモハ223形3000番台のような所謂「0.75M」車両は存在しない。2008年には更なる編成組み替えに際して更に増備されたが、2010年以降には225系が製造されており、本形式の増備は終了している。登場時から一貫して0番台や225系と混用されながら阪和線を中心に活躍している。2019年からは体質改善工事が開始されており、施工車は表示器類がフルカラーLED化されている。また、2023年には225系によって捻出された一部の編成(8本)が吹田総合車両所京都支所に転属し、113系を置き換えている。京都に転属した車両は湖西線、草津線、嵯峨野線を中心に使用されている。

 2008,08,07 福 島


■Variation
 転落防止幌が取り付けられた223系2500番台。現在4両を組む編成については、2編成を連結した8連を組む機会も多いため、先頭部分にも転落防止幌が取り付けられ印象が変わっている。なお、6両を組む編成は単独運用のみ就くため転落防止用幌は取り付けられていない。

 2016,12,31 長 居
 京都に転属した223系2500番台。113系の置き換えを目的に日根野から転属したもので、4連8本が2023年3月のダイヤ改正から湖西線、草津線、嵯峨野線を中心に運用されている。

 2024,05,31 大津京
2024/08/09