1994年登場。製造から30年以上経ち老朽化した1480系の置き換えによる体質改善を目的に、大阪線に投入された通勤型車両である。既に導入されていた1430系列の4両及び6両編成版という位置づけであり、大阪線の車両としては急行型の5200系列を除けば1400系以来久々となる4両編成以上の新造車となった。三菱製のVVVFインバーター制御装置を搭載する。4連5本と6連1本が製造されたが、6連は40番台に振られている。尚、これ以降の増備は5800系や9820系へと移行していったため追加増備はなされず、このため一部欠番も発生している。前述の通り登場時より大阪線にて使用されているが、全編成ともトイレは設けられていないため、青山町より先に乗り入れることは少ない。尚、現在はモケット交換や車内案内装置・ドアチャイムの設置、転落防止幌の追加等、後天的な改造も各種施されている。比較的少数形式ではあるが、主力車両の一つとして活躍している。
2009,03,15 今 里 |