225系6000番台
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 225系のうち6000番台は、福知山線で使用されていた113系・221系の置き換えを目的に、同線に投入されたグループである。221系相当の性能での恒常的仕様が見込まれる福知山線への投入に際し、主に新快速に用いられる225系0番台を種車に制御装置の設定を変更し、221系相当の性能に改めて最高速度を120km/hとした点が特徴である。配色は0番台に準ずるが、0番台との区別のために、貫通扉にオレンジ色の帯を巻いている。制御装置のソフトウェア変更及び帯色変更以外は主だった改造は行われず、車内についても0番台と同一仕様となっている(車端部ボックスシート、扉間転換クロスシート、シートピッチ910o、全て2+2人座席、クモハ224形に車椅子対応大型トイレと車いすスペースを設置、車内案内表示器は液晶表示器を枕木方向に設置等)。6000番台は6連5本、4連3本の陣容で、0番台当時は網干に在籍していたが、本番台への改番後は宮原に転じている。この番台は2012年のダイヤ改正より福知山線での運用を開始し、残存していた113系と221系の運用を全て置き換えた。前述のとおり全て0番台からの改造であり、6000番台として新規製造された車両は存在しない。223系と共に快速運用を主体に使用されており、大阪〜篠山口間での運用が多いが朝晩を中心に福知山にも乗り入れる。現在は6連、4連の編成ともに前面に転落防止用幌が取り付けられた。

 2013,07,21 大 阪


2021/09/24