2004年12月の加古川線電化に合わせ、新造された125系と共に投入された103系。2連で1編成を組むその姿は既に播但線に導入されていた103系3500番台と類似しているが、こちらは体質改善N40車の中間モハユニットが種車となっており、どちらの運転台も改造時に新設された点が異なる。増解結も考慮されており、前面に貫通扉が設けられた結果103系というよりは105系に近い印象となった。その他ワンマン運転用の機器が搭載された他103系として初めて車椅子対応のトイレも設けられており、このトイレ設置は後に103系3500番台や広島地区の103系、和歌山地区の105系にも波及していく事となった。電化開業までに2連8本が改造され、125系と共に加古川線の主力車両として使用されている。 2008,03,07 厄 神 |