9200形(千葉ニュータウン鉄道所有、北総鉄道管理)
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 2013年登場。製造から30年近く経ち老朽化した9000形を置き換える目的で製造された通勤型車両である。北総鉄道が所有する7500形同様、親会社である京成電鉄の3000形を元にした車両ではあるが、こちらは前述の通り9000形の置き換えを目的としたことから千葉ニュータウン鉄道の所有となっており、9100形に準じた水色と黄色の2色帯を纏った、他の車両には見られないカラーリングとなっている点が特徴である。その他の点は走行機器や内装面共に同時期に製造された京成3000形の8次車に準じている点が多く、北総鉄道が管理する車両としては初めて車内案内表示器に15インチのLCDを採用した他、登場当時の9100形と同様に自動放送装置を搭載している。ただし現時点では、自動放送に関しては啓発放送を除いて使用機会がない。8連1本が落成した9200形は2013年3月より営業運転を開始しており、それによって9000形の第1編成が置き換えられている。以降は他の北総鉄道の車両に混じり印旛日本医大〜羽田空港・西馬込間の各線で使用されている(成田スカイアクセス線の走行にも対応しているが、現段階では乗り入れの実績はない)。9200形の投入時点では残りの9000形は置き換えられず、残りの1編成の置き換えは京成3700形をリースした9800形によって賄われることとなったため、結果として9200形は8連1本のみの陣容となった。

 2013,07,06 四ツ木