N800形
トップページ鉄道写真図鑑新京成電鉄>N800形
関連リンク京成3000形
 2005年登場。老朽化した800形の置き換えと、近い将来予定されていた京成千葉線への乗り入れ対応を兼ねた車両である。北総7500形と同様基本的な車体や性能の仕様は京成3000形と同一であるが、車内まで同一の7500形に対しこちらは車内のカラースキームは新京成独自の配色を貫いており、特筆事項の一つとなっている。また扉横には他の新京成車両同様鏡が取り付けられている他、カーテンにはナシ・ぶどうという沿線の特産物が描かれたものが採用されており、この点も他車とは異なる点である。外装も新京成マルーンを主体としたものに変更され、後に京成線直通に対応した車両はこの配色をベースとした塗装に改められている。性能に関しては先述したが、新京成では初となるIGBT-VVVFインバーター制御方式となり、また初めて東洋電機製の電装品を搭載した車両となっている。2005年4月に営業運転を始め、当初は京成線直通用のIRアンテナが取り付けられていなかったものの2006年に取り付けられ、同年12月からの直通運用に控えた。また8000形の置き換え用に2011年・2012年に各1編成増備されたが、増備ごとに一部の仕様が変更されている。尚、新造時第1編成は北総線の印旛車両基地から北総9000形に牽引されてくぬぎ山車庫まで向かったが、第2編成以降ではこの行程を全て自走で行っており、久々に北総線内を自力運転した新京成車両となった。現在は6連5本の陣容となっており、京成線にも乗り入れ主力車両の一つとして活躍している。なお、第4編成では車内案内表示器がLEDから小糸製作所製の液晶表示器「パッとビジョン」となり、前照灯がLED灯となる反面、行き先表示器は従来通りの3色LEDを採用する等、更に独自色が強くなっている。第5編成では行き先表示器の他運番表示器もフルカラーとなった他、内装のカラースキームが大幅に変わっている。

 2009,09,22 京成津田沼


■Variation
 外装が変更されたN828F。ジェントルピンクとホワイトの2色となっているが、8900形と同じく窓上は無塗装のままとなっている。

 2016,09,30 北習志野
 2015年末に営業運転を開始したN848Fは、当初より新塗装となっている。この編成では更にマイナーチェンジが施されており、前照灯のLED化や車内案内表示器のLCD化が行われている。なお、車内のLCDは小糸工業製の「パッとビジョン」が採用されているが、京成電鉄での採用例はなく、グループ全体でも初採用となっている。行き先表示器は3色LEDのままであり、この点においても京成3000形とは異なる独自性を貫いている。なお、落成時に印旛車両基地からくぬぎ山まで自走回送された際は、当時京成電鉄でLED灯の導入例がなかったこともあり一時的にハロゲンライトに換装されていた。

 2017,05,21 習志野
2017/05/22