6000系
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 2005年登場。老朽化の進んでいた3000系を置き換える為に元西武鉄道の新101系を譲り受け、急行型車両に改造したものである。有料急行に使用する為に車内外とも原型からは大幅に改造されている。車内は従来のロングシートから西武10000系の発生品を流用したリクライニングシートへと変わり、貫通扉鴨居部に案内表示器を取り付けるなど3000系以上のアコモデーションを有するようになった。更に半自動ドア開閉ボタンやドアチャイムを取り付けた他、車椅子スペースの設置や床材に滑りにくいものを採用するなどバリアフリー面の設備も充実している。外観は種車の形状を維持しているが、塗装は3000系に準じたものとなりった。また、前面のライトは角型となり中央にはLED式の愛称表示器が新規に取り付けられている。側面も3扉から2扉になり、中央のドアは閉鎖された。尚、元が通勤型車両であるためにデッキの装備はない。6000系は2006年までに3連3本が竣工し、同数在籍していた3000系を全て置き換えた。急行「秩父路」を中心に秩父鉄道における主力車両の一つとして活躍している。

 2008,08,16 持 田〜熊 谷


■Variation
 現在の秩父駅までの路線開通100周年を記念し、2014年に先々代の急行型車両300系等が登場当初纏っていた塗装へと変更された第3編成。濃淡茶色のツートンカラーとなっているが、前面の塗り分けパターンは他の6000系と合わせられている。

 2016,05,01 長 瀞
2016/05/24