モ800形
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 2000年登場。非冷房で冷房化の困難なモ600形の置き換えと美濃町線のイメージアップを図る為に投入された、名鉄600V区間における最後の新型車両である。車両デザインはモ780形以前の車両とは大きく変わっており、バリアフリー対策が考慮された低床車両となっている。ただし海外のLRVに見られるような連接車体及び全低床構造ではなく、中央のみ低床とし台車のある前後はスロープで結んだ部分低床構造が採用され、モ600形の置き換え用であったことから1両単行となった。塗装もそれまでの車両とは異なるものが採用されており、在来車とはまた違った印象を持つ。機器面では美濃町線の車両として初めて回生制動併用のIGBT-VVVFインバータ制御方式を採用して省エネ化が図られた他、新岐阜への直通を考慮し1500V区間も走行できる複電圧仕様となっている。尚、モ880形が1500V区間で冷房が作動しないのに対し、こちらは全区間で作動するようになっている。2001年にはローレル賞を受賞して美濃町線における新たな主力車両となったが、名鉄600V区間は2005年3月に全廃し、5年弱というわずかな期間で名鉄車としては廃車された。その後モ801号車は豊橋鉄道、モ802・803号車は福井鉄道に移籍し、各々新天地で現在も活躍している。尚、モ802号車は2001年の一時期トランジットモール社会実験で福井鉄道に貸し出されていた経歴を持ち、二度目の福井鉄道行きとなった。

 2005,03,22 野一色★