1982年登場。1013形共々三岐鉄道より譲渡を受けた車両であり、こちらは1966年製の両開き高性能車である130形が種車となっている。譲渡に際しては、元阪神車同様に中間扉が埋められた他、主電動機や台車は元京急230形の発生品に換装されており、高性能車であった三岐鉄道時代とは打って変わって釣り掛け駆動方式の旧性能車へと変貌している。種車の130形自体がもともと増結を目的に製造された車両であり、その目的は琴電に移籍しても変わらずに、竣工から1060形と同様琴平線の増結運用を主体に使用された。しかし冷房装置が取り付けられていない事もあり次第に運用から外れ、2005年の1200形増備に際して運用を離脱し、形式消滅した。 2005,08,07 太 田〜仏生山★ |