2004年登場。老朽化の進んだAT-100・150形の置き換え用に新潟トランシスで製造された軽快気動車である。全長18.5mと従来車両に比べて2m長くなり定員が増加した。基本的には2001年に製造開始された天竜浜名湖鉄道のTH2100型に準じており、同車同様に電気指令式ブレーキや運転支援モニタ装置TICSも搭載されており、これによるデジタル化によって運行の省コスト化にも貢献している。尚、同様の装置を持つAT-600形等とは総括制御が可能であり、同車と連結して走行することもある。なお、TH2100型とは異なり尾灯も窓上に配されている。車内はセミクロスシートで、ボックスシートのシートピッチは従来よりも拡大されており、サービスアップにも繋がっている。うちAT-550形には車椅子対応の大型トイレも設けられている。AT-500形・550形各2両ずつの4両が製造されており、線内運用の主力車両として活躍している。この形式は野岩鉄道及び東武鉄道への乗り入れは考慮されておらず、会津高原尾瀬口より先の野岩線内へは入線しない。 2008,02,07 会津田島 |
■Variation |