AT-600・650形
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 2005年登場。AT-100・150形の置換えによるサービスアップだけでなく野岩鉄道・東武鉄道の直通運転にも対応した車両である。新潟トランシス製で車体はAT-500・550形に準じたものであるが、こちらは直通快速の運用が主体になることから車内が全席転換クロスシートとなり、吊り革も廃された。また、最高速度も95km/hから100km/hに引き上げられている。AT-600形1両、AT-650形2両の合計3両が製造されたが、このうちAT-652号車のみ日本宝くじ協会寄贈の「宝くじ号」であり、テーブルや蛍光灯カバーが取り付けられてあるなどの違いがある。2006年3月のダイヤ改正で東武線鬼怒川温泉までの乗り入れが開始されたが、同形式使用の乗り入れ列車には「AIZU尾瀬エクスプレス」の愛称がつけられた。尚、2012年のダイヤ改正では日中の「AIZUマウントエクスプレス」が増発されており、同車は鬼怒川温泉発着の「AIZUマウントエクスプレス」にも充当されることとなった(同列車用に製造されたAT-700・750形は東武日光発着の列車を中心に使用される)。

 2008,02,07 会津田島


■Variation
 会津若松方には幌がなく、こちらの方がすっきりとした外観となっている。このように東武線の鬼怒川温泉に乗り入れてきており、後継のAT-700・750形共々関東のみならず全ての大手私鉄線内で見られる唯一の一般型気動車となっている。

 2008,02,09 鬼怒川温泉