521系
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 2024年3月の北陸本線からの経営分離に伴い、ハピラインふくい向けの車両としてJR西日本より521系の車両譲渡を受けたものである。ハピラインふくいには2次車2連5本及び3次車2連10本、4次車2連1本の16編成計32両が譲渡された。外装はコーポレートカラーのピンクと黄緑色を基調としたものになっており、帯が窓下に巻かれている他、社章の一部をかたどった模様が上部に描かれている。全16編成のうち2本は特別装飾として全面にカラーリングが施され、窓下の白い帯を境に上部がピンク、下部が黄緑という姿となっている他、別の1本についても転落防止用幌がピンク色になっている。前述のとおり2024年3月の北陸本線経営分離よりハピラインふくいの車両として運用を開始しており、IRいしかわ鉄道にも乗り入れて主に金沢〜敦賀間で運用されている。あいの風とやま鉄道やIRいしかわ鉄道の車両とは運用が分けられており、現在のところ金沢より東側には乗り入れない。なお、経営移管当初はハピラインふくいの外装を纏った車両は1本のみで残りはJR時代の外装を保っていたが、同年9月までに全編成で外装の更新が完了している。因みにJR時代は金沢総合車両所で車両検査が行われていたが、北陸本線の経営移管を前に同所が閉鎖されたことから、現在は吹田総合車両所で検査が行われている。

 2024,06,01 福 井


■Variation
 ハピラインふくいの標準ラッピングを纏う521系3次車。特別ラッピングはこの3・4次車から選出されている。

 2024,06,01 福 井
 JR時代の姿であったころの521系2次車。ハピラインふくいの経営移管時には標準塗装に変更されていた521系は1本のみで、残りはJR時代の姿からJRの表記類が消されただけの姿となっていた。漸次変更が進み、2024年9月までに全編成変更が終わったため、現在ではこの姿は見ることができない。

 2024,06,01 越前花堂
 JR時代の姿であったころの521系3次車。3・4次車は2024年7月までに全車外装が変更されている。

 2024,06,01 越前花堂

2024/09/22