521系0番台
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521系0番台・100番台
 2006年登場。北陸本線・湖西線の敦賀までの直流化に伴い投入された近郊型車両で、JR西日本が初めて製造した交直流近郊型車両である。車体は223系5000番台に準じたものであり、車端部が真空式洋式トイレないしロングシートである以外は転換クロスシートを備えている。直流車との機器互換性を保つために極力223系と同等の電装品を使用しているが、制御機器類は683系に準じたものを採用している。尚、Mc-Tcでユニットを構成しており、Mc車に直流区間用の機器、Tc車にパンタグラフと交流区間用の機器を搭載しているのでMc車単独では使用できない。また、ワンマン運転用の設備も搭載されており、それにも対応したものとなっている。2006年度に2連5本が投入された後、2009年以降は在来車置き換えの為に急速に増備が進んだ。尚、初期車2連5本は製造費用の一部を滋賀県・福井県が負担しているが、以降の車両はJR西日本が単独で増備しており、つり革形状の変更・補助椅子の設置等一部仕様変更がなされている。特に2013年以降に製造された車両は前面デザインが大幅に変更され、225系に準じた衝撃吸収構造を採用したが、225系よりも洗練されたデザインとなり、後に225系の増備車や227系、電気式気動車も同様のデザインになっている。521系は一時期小浜線でも使用されていたが現在は北陸本線の米原〜金沢間及び湖西線近江今津以北にて運用されている。とりわけ現在の敦賀〜小松間の普通列車は521系の独擅場となっていて、閑散時は2両、ラッシュ時は最大4両(かつては6両)を組み柔軟に使用されている。2015年の北陸新幹線金沢延伸に際しては一部車両があいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道に譲渡されており、それに際し譲渡車は糸魚川まで営業運転を行うようになっており、同型車の活躍の幅はさらに広がっている。0番台は2021年現在2連35本が在籍しており、金沢以西において主力車両として活躍している。

 2011,08,01 西金沢〜野々市


■Variation
 521系の第1陣は福井に投入された。尚、初期車は扉付近に補助椅子が装備されていない。

 2009,03,13 武 生
 2013年以降に製造された3次車は前面デザインが大幅に変わり、後に225系増備車や227系等にも採用されるデザインの嚆矢となった。3次車はIRいしかわ鉄道に2本が譲渡されている他、フルカラーLED表示器が導入された新造車が別途あいの風とやま鉄道に導入されている。

 2014,04,26 敦 賀
2021/08/30