1999年登場。600形に次いで譲渡された車両である。本来はこちらも両運転台化の上600形の増備車として入線させる計画であったものであるが、600形の輸送力に難があったことから輸送力改善の為にMc-Tcの2連を組むこととなった。こちらは2両とも名古屋市営1200形が種車となっている。改造内容は両運転台化されなかった点を除きほぼ600形と変わらないが、付随台車が不足したことから一部台車は自社のものを整備の上使用している。2連1本のみの在籍で、当初は600形と同じ塗装であったが300形の引退に伴い2007年以降はかつて300形が纏っていた塗装に塗り替えられている。600形と異なりこちらは近年まで日常的に使用されており、200形と共通の運用に就いていたが、F1000形の増備にあわせて運用を離脱し、2017年に廃車されている。 2009,03,13 市役所前 |