50050系
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 2005年登場。30000系の後継車両として製造された東京地下鉄半蔵門線・東急田園都市線直通用の車両である。30000系は線内運用の必要性から6両と4両に編成が分けられていたが、こちらは直通運用に特化している事から伊勢崎線の車両として初めて10両固定編成となった。車体・内装については東上線の50000系第2編成をベースとしているが、半蔵門線の車両規格により車体幅が50000系よりも30mm小さくなっている。2007年までに10連10本が製造された後、2008年後半から再び増備が始まり10連2本を除く30000系を全て置き換えた。現在は10連18本の陣容で、直通運用の主力車両として活躍している。因みに一部を除き30000系から直通機器を流用しており、置き換えられた30000系は伊勢崎線への転用の後、東上線へと転属した。尚、2008年以降に製造された車両は窓配置が50090系と同等になり、扉間の窓は開くようになった。

 2008,05,04 溝の口


■Variation
 2008年以降に製造された後期車。窓形状が初期車と異なり、内装面においてもモケット色の変更や座り心地の改善、ドア部への黄色テープの貼り付け等、各種改良が施されている。このグループは8本が在籍している。

 2012,02,10 藤が丘
 クレヨンしんちゃんの誕生25周年を記念し、「クレヨンしんちゃん」のラッピングが施された51055F。前面・側面とも黄色くラッピングされ、「しんちゃん」を始め「クレヨンしんちゃん」のキャラクター等が描かれた他、車内にも「クレヨンしんちゃん」関連のポスターが掲示されている。2016年11月にこの姿での運用を開始したが、同月下旬以降は更に4編成が「クレヨンしんちゃん」ラッピングを纏うようになった。元々は2017年5月までの限定予定だったが、好評を博したことから同年8月まで延長された。

 2017,06,03 藤が丘
 2016年11月初頭の時点では「クレヨンしんちゃん」ラッピングの50050系は上記1編成のみであったが、同月下旬からは「かすかべ防衛隊」のメンバーを中心に据えたラッピング車両が新たに4編成加わることとなった。51057Fは「ネネちゃん」をメインに据えており、バーミリオンを基調としたラッピングが施された。

 2017,06,03 藤が丘
 51058Fは「ボーちゃん」をメインに据えたラッピングが施された。イメージカラーはオレンジで、既存の色よりも明るい色味となった他、側面にもオレンジ基調のラッピングがなされている。

 2017,06,03 藤が丘
 51059Fは「マサオくん」をメインに据えており、緑色を基調としたラッピングが施された。

 2017,06,03 藤が丘
 51056Fは「風間くん」をメインに据えたスカイブルー基調のラッピング編成となった。

 2017,07,16 せんげん台
2017/07/19