7020系
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 2007年登場。セミステンレス車体を採用している3000系初期車の老朽化が目立つようになり、その置き換え用に製造された、泉北高速鉄道では7000系以来9年振りとなる新形式車両である。本形式は7000系がベースとなっており車体は同車に準じているが、前面が通常の貫通扉となり、上部にHID式のヘッドライト・下部にLED式の標識灯が取り付けられるなどデザインが変更されている。車内にはLCDの案内表示器が取り付けられ、更なるサービスアップに貢献しているが、側扉から化粧板が廃されるなど、可能な部分においてはコストの削減が図られている。現在LCDは千鳥配置で扉上部に1基のみ取り付けられているが、将来は2基取り付けられるよう準備工事がなされている。尚、この液晶表示器は7020系より後に製造された南海8000系では採用されず、車両サービス面でこちらが一歩リードしている。7020系は2008年までに6連2本・4連1本・2連1本の18両が製造されたが、以降の増備はなされないまま推移している。なお、当初は7000系との併結は行われていなかったが、2013年より行われるようになり、現在は基本的に7000系と混用されている。

 2008,08,06 天下茶屋
■Variation
 新塗装に改められた7020系。9300系の登場に併せて5000系以降の車両も塗装変更されることになったが、新塗装は側面帯の色が変わっており、それまでの濃淡青の2色帯をやめ、濃い青の1色帯となっている。

 2024,03,09 天下茶屋

2024/03/24