1978年登場。翌年から予定されていた豊田線と地下鉄鶴舞線の直通運転に際し、名鉄側の地下鉄直通車両として製造された。車体は6000系に準じたものとなっているが、鶴舞線が20m4扉の仕様となっているためそれに合わせて作られており、名鉄の車両としては久々の4扉車両となった。また前面も6000系をベースとしながらも窓下に飾り帯のある独自のデザインとなっており外観上の差異となっている。因みにこの飾り帯は後に6500系等にも採用されている。車内はロングシートとなっており、特にカーテンが横引き式になっている点が特徴である。この内装は「サロン調」と評され、1980年にローレル賞を受賞する要因ともなっている。100系は当初は4連で製造され、初期車両の制御方式は抵抗制御であった。しかし1989年以降に製造された車両は界磁添加励磁制御、1993年の鶴舞線上小田井延伸時に増結用に製造された中間車はVVVFインバーター制御車両となり、6連10本の陣容でありながら多様な制御方式を有している点も特筆すべきである。また、増備に伴い内装にも変更点が生じている。1994年に製造された200系共々、豊田線及び鶴舞線直通運用の主力車両として活躍している。尚、2011年以降に初期車両に関してはIGBT-VVVFインバーター制御方式への更新が始まっている。
2008,08,12 上小田井 |
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