200系は1994年に豊田線の輸送力増強用に製造された、100系のマイナーチェンジ車両である。100系200番台の続番となっているが、こちらは全車がGTO-VVVFインバータ制御車両となっており、100系6次車という位置付けではあるが200系として区分されている。車体は100系に準じているが、既に新CIの使用を開始していたことから前面貫通扉より名鉄の社章がなくなっており、外観上の差異となっている。また車内にはLED式の案内表示器が設けられ、カラースキームも変更されるなど、同時期に製造が続いていた3500系と同等の水準となっている。200系は輸送力増強の目的で製造された車両であることから以降の増備はなく6連1本のみの陣容であり、現在に至るまで他の100系に混じって使用されている。
2019,11,23 上小田井 |