8800系
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 1980年登場。8000系より続く一連の8000系グループの中では最も遅く製造された車両である。車体はほぼ8600系に準じているものの、制御方式が回生制動付き界磁位相制御に変更されており、更にMMユニット方式を採用した点も8600系とは異なる。また、車内空調の効果を高めるために貫通扉は全て片開きのものとなっている。機器面での試作的要素があり、また翌年以降に8810系が製造された為に最終的には奈良線用に4連2本が製造されたのみにとどまったが、8800系の機器類は8000系など在来車の更新・改造の際にフィードバックされている。現在も登場時と変わらずに2本とも奈良線・京都線系統で使用されている。

 2009,03,15 今 里