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芝山鉄道では2013年から13年にわたり3500形3540Fをリースのうえ自社車両として保有していたが、同編成は2026年3月末を以て京成電鉄に返却されることとなり、後継の車両として選ばれた車両がこの3600形3668Fである。後述のとおり、芝山鉄道の車両として初のVVVFインバーター制御車両となった。3668Fは京成3600形が6連から8連に編成替えされる際に余剰となった制御車のみで組成され、3150形の発生品であるMGやコンプレッサーを流用しつつ制御方式をGTO-VVVFインバーター制御方式とした異色の編成であり、俗に「ターボ君」という愛称がつけられていた。他の3600形と異なり先頭車が電装化されていたこともあり、3600形では唯一京急線を自走し、東急車輌や総合車両製作所からの新造車の牽引車として充当されることもあった。2000年から2017年までは6連を組んでいたが、以降は4連に短縮され2022年にはワンマン化改造が施されていた。芝山鉄道へのリースに際しては帯色の変更が行われたが、既存車とは反転した色使いとなった。このため、初代車両である3618Fとも異なる印象となっている。この他、成田空港等に関連した広告ラッピングが張り付けられている。会社表記はそれまでと同じ「芝山鉄道」表記のほか、今回初めて「しばてつ」という会社愛称の表記もなされるようになった。なお、リースにあたっての変化は外装のみであり、車両性能や内装には変化はない。芝山鉄道リース後の3668Fは2026年4月から営業運転に投入されている。運転区間は3500形時代と変わらず、京成成田〜芝山千代田間の往復運転を基本としつつ、時折千葉線・千原線や金町線でも運用される。
2026,04,12 千葉中央 |