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3600形の運番表示器は当初赤電同様に巻き取り式の表示幕であったが、2004年8月までに消滅して3000形と同様のLED表示による運番表示器に換装された。
2004,04,15 京成高砂★ |
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余剰となった先頭車6両を組み合わせたVVVFインバーター制御車両。3150形の廃車発生品(MG・CPなど)を一部流用している点が特徴。改造当初は4連を組み金町線にも充当された実績がある。また、3600形では唯一制御電動車が存在しているため京急線に乗り入れることが出来、3000形、3050形、3100形の搬入時には3600形で唯一京急線を自走した。
2007,05,27 京成高砂 |
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2017年になり、再び4連に戻った3668F。3000形の増備に伴う玉突きで、最後まで残っていた3500形未更新車である3588Fの置き換えを目的に中間2両を外したものである。4連になったことで金町線にも充当され、再び柴又・金町でもその姿を見ることが出来るようになった。なお、編成を外された3601・3608号車の2両はそのまま廃車解体されている。なお、2017年3月下旬には、3621-3628号車の中間部分にも転落防止用幌が取り付けられている。
2017,03,05 柴 又 |
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ワンマン運転に対応した3668F。2022年11月改正から金町線や千原線、東成田線においてワンマン運転が開始されたが、4連を組む同編成も御多分に漏れず対応改造が施されている。この改造と同時にSRデジタル無線機も搭載された。なお、11月改正からしばらくは「ワンマン」標記はステッカーで対応していたが、現在は種別表示器の一部換装にて対応している。
2022,12,10 京成高砂〜柴 又 |
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2018年10月になり、6連に短縮された3648F。デジタル無線準備工事に伴う6連の予備車不足を解消するための措置といえ、オリジナルの組成とは異なるもののチョッパ制御車の3600形では実に16年ぶりの6連組成となった。この編成は既に廃車されているが、2019年には3638F、2020年以降は3688Fが新たに6連となっている。
2018,10,21 京成関屋 |
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2002年の芝山鉄道開業時より長らく芝山鉄道に貸し出された後、2013年4月より京成車として復帰した3618F。芝山鉄道のロゴマークや会社表記は元の京成電鉄表記に戻り、京成グループマークも再度貼り付けられたが、帯の色は芝山鉄道時代と変わらず赤と緑の2色を維持しており、3600形としては引き続き異彩を放つ編成となっていた。尚、同編成は2013年12月の検査出場で元の帯色に戻されており、「芝山鉄道カラーの京成車」は8か月で見納めとなっている。この編成は3000形の増備に伴い、2017年2月に3600形として初めて廃車されている。
2013,05,04 京成上野 |
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帯色が製造当時と同じファイヤーオレンジ一色に変更された3688F。2020年の重要部検査出場にあわせ、登場時と同じ6連に短縮された他、帯色の復元がされた。運番表示器や種別・行き先表示、台車色等の差異はあるが、1993年以来実に27年ぶりの復活となった。2020年8月1日の団臨より運用復帰している。なお、8月16日未明には3600形として初めて成田スカイアクセス線にも入線しており、29日の団臨で営業列車として同線への初入線を果たす。
2020,08,01 勝田台〜志 津 |