キハ2100形
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 1993年登場。1963年に登場したキハ900形以来、30年ぶりとなる自社発注車両である。それまでの車両とは外観・内装とも大幅に変更され、車両のイメージ・サービスアップを図っている。具体的には車体塗装を京成グループのバスにおける統一塗装である「Kanacカラー」とし、内装は親会社の京成3700形に準じさせた明るいものへとした。尚、登場当初LED式案内表示器は設置されていなかったが、水海道以南のワンマン運転開始にあわせて全車の扉鴨居部に設置された。因みに、関東鉄道においてボルスタレス台車はこの形式から採用されている。1996年までに2連6本の12両が製造されており、このうち1993年に製造された初期車2編成は方向幕を採用したが、それ以降の車両ではLED式の行き先表示器を採用している。現在の関東鉄道では最も両数が多い車両であり、常総線水海道以南では一番の主力車両として活躍している。尚、この形式の車両は制動方式に旧来の自動ブレーキを採用しているのでキハ0形以前の旧型車両との連結も可能だが、車両数が増えた現在では旧型車両との連結は行われていない。

 2012,11,10 取 手


■Variation
 1995年に登場した第3編成以降は方向幕の代わりにLED式の行き先表示器を設けた。キハ2300形とは異なり、走行機関等に関しては第1・2編成と違いはない。

 2005,09,18 水海道★
 新塗装化された2100形。塗り分けはキハ5000形等に準じたものとなっている。また、この編成は塗り替えに伴い尾灯がキハ5000形2次車と同等のものに変更されている。

 2015,08,01 取 手
 行き先表示器がLEDの後期車についても新塗装化が漸次進められている。なお、上記編成と異なりこの編成については尾灯の交換は行われていない。

 2016,11,03 守 谷

2016/11/03