キハ100形
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 1997年の常総線水海道〜下館間のワンマン化に伴い、キハ300形のうち306号車・3013号車の2両にワンマン化改造を施したもの。それに伴って形式がキハ100形へと変更されている。尚、新造車のキハ2200形が所定両数に達するまで、暫定的に更に2両(キハ305・3016号車を改番)もキハ100形に編入されていたが、こちらは1998年のキハ2200形増備によってワンマン運転用の装備が撤去され、原番号に戻っている。残る2両は引き続き水海道〜下館間においてワンマン運転に充当されており、2001年には新たにスカートが前面に取り付けられている。2005年には一旦運用を離れて休車状態となっていた時期があったものの、2005年12月より運用に復帰している。続々と台頭する後継車に押されつつも、2013年末までは1往復の限定運用ながら定期運用が組まれていたが、以降は運用を外れている。ただし本線走行は可能であり、キハ350形が運用を離脱した現在、関東鉄道では唯一現役で稼働する元キハ30形となっている。尚、塗装は当初関東鉄道の標準カラーを纏っていたが、2001年には2両とも常総筑波鉄道時代をイメージしたクリームと青のツートンカラーに塗り替えられており、更に2007年にはキハ101号車が国鉄時代に纏っていた朱色一色へと再度塗装変更されている。運用撤退後も車籍を残した状態で水海道車両基地に置かれていたが、2017年1月のさよならイベントを以て除籍され、以降は2両とも茨城県筑西市の「ザ・ヒロサワシティ」にて静態保存されている。

 2005,09,18 水海道車両基地★


■Variation
 水海道車両基地の一般公開にあわせ、ヘッドマークが取り付けられた状態で展示されたキハ101号車。2007年より朱色一色、所謂「首都圏色」に塗装されている。

 2016,11,03 水海道車両基地
2016/11/03