20000系
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 1987年登場。非冷房且つ老朽化した2000系の代替で製造された日比谷線直通用の車両である。日比谷線直通用車両である事から18m3扉の車体となっているが、同時期に製造されていた10030系の設計思想が反映されており、ダルフィニッシュ仕上げの軽量ステンレス車体やボルスタレス台車等は採用されている。ただし前面は10030系とは大きく異なり、左端に貫通扉を寄せた左右非対称のデザインとなっている。制御方式には既に地下鉄直通用に製造されていた9000系で実績のあるAFE主回路チョッパ制御方式が採用されており、回生制動も行えるようになっている。1992年までに8連13本が落成し、以降の増備はVVVFインバーター制御かつ5扉車を連結した20050系へと移行している。尚、1988年には日比谷線に03系、東急も日比谷線乗り入れ用に1000系を落成させているが、20000系はそれらより早い1988年3月に営業運転を開始した。現在もなお日比谷線に乗り入れる東武車両としては最も両数の多い車両であり、主力車両として活躍している。尚、近年になって一部車両の座席改良は行われているが、10000系列のような大規模なリニューアル工事は施行されておらず、現在に至るまで自動放送装置や車内案内表示器は設置されていない。30年近くに渡り日比谷線直通運用の主力車両として活躍してきたが、2017年以降後継の70000系が運用を開始したことに伴い、編成単位での廃車が発生している。今後は基本的に中間車は廃車、先頭車は編成単位で廃車となった車両を除いて大規模改造のうえで20400系(20420番台、20440番台)へと転用されることになった。

 2012,01,27 大 袋