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2002年登場。予備車として残存していた5000系を置き換える為に導入された車両である。種車は先に導入されていた7000形同様の京王3000系であるが、こちらは2両で1編成を組む点が特徴となっている。こちらも中間車から改造されており7000形類似の運転台が取り付けられているが、運転台は京王6000系の発生品を流用した為に、岳南鉄道の車両では初めてワンハンドルマスコンとなった。また、種車はどちらも中間電動車であったが、改造に際し1両の電装が解除され1M1T編成となっている。因みに7000形と異なり前面は緑色に塗られている。車内にはやはり初となる車椅子スペースも導入されており、バリアフリーに対応した形になっている。2連1本のみが竣工し、公募により「がくちゃんかぐや富士」という愛称が設けられた。7000形と共に使用されているが、こちらは主に朝夕を中心に使用されている。尚、現在は緑の色合いが若干変更されている。
2015,07,11 岳南江尾 |