3000N形
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 1999年登場。戸塚〜湘南台間の延伸に合わせて製造された車両で、3000形における2次車となる。車体は3000A形をベースとしているものの、前面が直線を基調としたフォルムに変わり印象が変わっている。また前面の行先表示器は小型のものが採用されていたり台車が変更されている等の変更点も生じている。側扉はJRの209系等と同様ステンレス無塗装のものとなり、窓ガラスが吸着式へと変更されている。車内は乗務員室後部を含めてロングシートとなり、3000A形と比べてモケット区分の追加、袖仕切りの大型化、蛍光灯カバーの廃止など変更点が生じている。扉鴨居部の案内表示器はマップ式のものが廃され全てLED式のものとなったが、このうち半数は文字ニュースなどの文字放送が表示されるものとなった。旅客案内を行うものと含めて千鳥配置されており、これは後に3000A形にも反映されている。尚、側窓には黒色のスモークガラスが採用されている。制御方式はVVVFインバーター制御方式であるがこちらはIBGT-VVVFとなり、後に純電気ブレーキの追加搭載もなされている。このグループは1年間に6連7本が製造されている。3000形の中で、このグループまでが列車増発分として製造されており、同車製造による車両の置き換えは行っていない。尚、3000N形の「N」は、7年ぶりのマイナーチェンジ車両という意味合いを込めた「New」からとられている。

 2012,08,25 上永谷