ホキ1形
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 ホキ1形は、1961年から1969年にかけて10両が製造されたバラスト散布用の30t積みホッパ車である。国鉄で1958年から製造されていたホキ800形の同型車で、異なる方向に砕石を投石可能な構造となっているが、軌間内への投石は行えない仕様となっている模様である。ホキ800形は全て黒一色で塗装されているが、こちらはホッパ内部が朱色、ホッパ開閉用ハンドルが黄色く塗装されており、外観上の差異となっていた。なお、本形式はワラ1形と同じく全車両とも富士重工業で製造されているが、本家のホキ800形は富士重工業では製造されていない。東武鉄道では主に貨物列車に数両を連結する形でバラスト輸送が行われたが、大量に増備された国鉄のホキ800形と異なり、こちらは前述のとおり10両という少数派で、かつ貨物輸送縮小の影響を受けたことから、無車籍の砕石運搬車に置き換えられる形で1987年から1990年にかけて全車が廃車された。廃車後は上毛電鉄、秩父鉄道、茨城交通(同社のみ機械扱い)に各2両が譲渡されており、いずれも2026年初頭の現在までその姿を留めている。

 2016,01,31 那珂湊


2026/01/21