5000系
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 1999年登場。非冷房且つ18m3扉で他の車両と乗車位置が異なっていた元東急車の2000系を置き換える為に、東京都交通局より譲渡を受けた車両である。元は三田線で使用されていた6000形であり、一部を除き比較的後期に製造された車両が譲渡されている。譲渡に際しては、編成の短縮(6両→3両)と三峰口方先頭車の電装解除、ATS更新及びワンマン化改造等が行われている。尚、都営地下鉄時代に冷房化はなされており、非冷房の2000系を置き換える事でサービスアップにつながった。外観は社章が変更になった程度で帯も都営地下鉄時代の青帯のままと殆ど違いはなく、また車内に関しても都営時代と殆ど差異はないが、ワンマン化改造にあわせてドアチャイムが新規に取り付けられている点は異なる。扉は半自動化されており、半自動扱い時には手での開閉が可能となった他、ワンマン運転に際し一部の扉のみをあける機構も新たに取り付けられている。3連4本の12両が竣工し、同本数が在籍していた2000系を全て置き換えた。現在は1本が事故廃車されており残存は3連3本となったものの、7500系等の元東急車に伍して普通列車を中心に使用されている。

 2020,03,20 武 川


2020/03/29