キハ20形
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 1986年登場。老朽化の進んでいた元国鉄キハ10形であるキハ35形を置き換える為に導入された車両で、元は国鉄キハ20形である。1991年にかけて、国鉄・JR西日本・JR四国より12両が譲渡されている。登場当時は塗装変更された程度で使用を開始したものの、1988年より冷房化が開始されており、水島臨海鉄道初の冷房車となった。これに際し車内からトイレが撤去されており、内装も変わっている(ただしトイレ撤去前と同様セミクロスシートである点は変わっていない)。尚、側扉は現在に至るまで半自動のままで存置されており、乗降車する際には扉を手で開ける必要がある。初の冷房車としてキハ35形置き換え後の1990年代初頭は主力車両として活躍したものの、同車自体も製造から30年以上が経ち老朽化が進んでいること、およびワンマン運転に対応させていなかったことから、1995年以降にはMRT300形への置き換えが始まっており、廃車が進行したことで2013年現在では4両の陣容となっている。廃車された車両のうち1両は茨城交通(現在のひたちなか海浜鉄道)、2両は島原鉄道に譲渡された。残る4両のうち、203号車が2002年、205号車が2003年に国鉄色に復元されており、半数が国鉄色となっていた。このうちキハ203号車はJR赤穂線の開業40周年を記念してJRのキハ58系と共に記念列車に充当されており特筆事項となっている。MRT300形が台頭している現在では、ワンマン運転に対応していないキハ20形の運用は平日の朝夕ラッシュ時に限られ、2連での限定運用が組まれていた。25年以上に渡り使用されてきた車両であるが、2014年にはJR東日本からの譲受車両によって置き換えられることになり、2014年5月を以て定期運用から退き、3両が廃車されてキハ205号車のみの残存となった。残るキハ205号車は定期運用には就かないものの、イベント時等には運行することがあったが、これも2017年3月を以て終了し、その活躍に終止符を打った。現在も倉敷貨物ターミナル駅構内に留置されている。

 2013,03,12 球場前〜西富井


■Variation
 水島臨海鉄道の独自塗装となっているキハ204号車。白をベースに、上部に水色、中央部に青帯が巻かれた姿となっている。この塗装を纏う車両は運用離脱後早々に廃車解体されており、現存しない。

 2013,03,12 水 島
 車両基地である倉敷貨物ターミナルで休むキハ205号車。キハ203号車同様、国鉄色に準じた塗装となっているが、キハ203号車よりも明るめに塗られているのが特徴である。

 2013,03,12 倉敷貨物ターミナル