キハ200形
トップページ鉄道写真図鑑ひたちなか海浜鉄道>キハ200形
 1992年に4両、1996年に1両の譲渡を受けた元国鉄キハ20形。前者と後者では国鉄時代以降の経歴が異なり、それぞれ鹿島臨海鉄道(所属時はキハ2000形)・水島臨海鉄道を経て茨城交通入りした。キハ201〜204は鹿島臨海鉄道時代に更新工事を受けており、ライト形状の変更や室内更新が行われたが、非冷房のままであった。茨城交通入線後には便所の撤去が行われたが、ワンマン化改造が施されることはなかった。キハ205は水島臨海鉄道時代に冷房化改造とトイレ撤去が行われており、茨城交通入線の同年にワンマン化改造が行われた。現在キハ201〜204は全車運用を離れており、既に車籍を抹消されている。対するキハ205は冷房車であることもあり稼働率は高い。現在は国鉄色に塗られており、人気のある車両の一つである。

 2007,03,27 那珂湊


■Variation
 1999年に真っ先に廃車されたキハ201は阿字ヶ浦まで移送された上で更衣室代用車両となったが、既に解体されており現在は存在しない。

 2005,08,14 阿字ヶ浦★
 キハ203は、保存を目的に2009年になってから所謂「首都圏色」に塗り替えられている。ただしライトは原形のものには取り換えられておらず、往時とは異なる姿をしている。

 2012,01,01 那珂湊
 キハ205は旧型車両の中では唯一冷房化がなされているため比較的稼働率が高い。バーミリオンとクリームの気動車国鉄色をまとっておりその人気もかなりのものである。

 2007,03,27 那珂湊