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2000年登場。貨物輸送が減少した秩父鉄道と、中部国際空港建設に伴い輸送量が増加した三岐鉄道の両者における利害が一致したことにより、秩父で余剰となっていたデキ200形2両を譲り受けた。譲渡に際しては塗装変更も改番もなされず、ほぼ秩父時代と同じといっても過言ではない。形式名も変わらずにデキ200形のままとなっている。ただし冬季除雪用にスノープラウを取り付けることが出来るようになり、外観上の差異となっている。重連総括制御やATSを装備していないことから専ら東藤原での入れ替えに使用され、除雪運用を除けば本線を走行することは殆どない。中部国際空港関連の輸送が終わった後は使用機会が減少し、2011年になって東武鉄道より譲り受けたED5080形が竣工するのにあわせ、2010年度を以て2両とも廃車された。
2008,03,17 東藤原 |