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1997年登場。700形や2320形等の市内線に直通できない揖斐線用車両や揖斐線に直通できないモ550形を置き換える為に製造された単行車両。モ770形に準じた車体ではあるが、シングルアームパンタグラフやVVVFインバータ制御方式、電気指令式ブレーキ等の新機軸を多く採用している。車両塗装も従来のスカーレット一色から大幅に変更されており、この塗装は後にモ770形にも波及している。単行車両ながら自動連結器を備えており、単行運転の他、ラッシュ時の急行運転を中心に重連や三重連での走行も見られた。1998年までに7両が製造され、市内線と揖斐線を直通する列車の本数増加に寄与。同線の主力車両として活躍してきたが、2005年の600V区間廃止にともない名鉄車両としては廃車され、同年内に豊橋鉄道に移籍している。
2005,03,22 新岐阜駅前★ |