1200形
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 元々は1958年から翌年にかけて東洋工機で製造された200形であり、10両が製造された。形状自体はそれまでに製造されていた1090形をベースとしているものの、こちらはウィンドウヘッダーに続いてウィンドウシルも廃されており、それにより側窓が拡大されたこともあってより洗練された外観となっている。それまで製造された車両は車内照明が当時は白熱灯であったが、本系列では当初から蛍光灯となっており、後に他車も同じ仕様へと改められている。1966年には他の車両に先んじてワンマン化改造が行われ、同時に現在の形式へと改められている。1978年8月の2両を皮切に冷房化改造されているが、これは直流電源で直接稼働する冷房装置を搭載することで実現した日本の路面電車では初の試みであり、これが好評を博したことから当時在籍していた車両の大半に冷房化改造が施された他、熊本市電の恒久存続の決め手となったと言っても過言ではない。1979年までに全車両とも冷房化されたが、1985年には4両が廃車されており8500形へと機器を流出している。残る6両は現在に至るまで在籍しており、まとまった数が在籍していることから主力車両の一つとして活躍している。

 2013,03,17 市立体育館前


■Variation
 チキンラーメンの広告が施された1205号車。1200形も全面広告を纏う車両が多く、通常塗装を纏う車両は比較的少ない。

 2013,03,17 市立体育館前
 製造当時纏っていた、パープルブルー、クリーム、ライトグリーンという3色塗装に復元された1205号車。2024年に熊本市交通局が創立100周年を迎えるにあたり、ツーマン時代の塗装を後世に残すという目的で、2022年から翌年にかけて行われた1205号車の車体改修に併せて実施されたものである。なお、この塗装変更はガバメントクラウドファンディングによって実施された。

 2023,09,24 二本木口
 車体改修が施された1200形。車両延命を目的としており、空調機器の交流化や補助電源装置としてSIVの追設、灯具類のLED化等が行われている。前照灯もLED灯に改められているが、前照灯の換装については先の1205号車のように他の改修とは別に行われている車両も存在する。

 2026,07,25 花畑町
2026/07/27