7020系
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 2004年登場。2006年3月に控えたけいはんな線延伸開業を前に、その準備用として製造された7000系の増備車両である。車体構造やデザインは既に活躍している7000系に準じており塗装も同じものをそのまま引き継いだため非常に酷似しているが、製造当時からLED式の行き先表示器を採用している点が異なる。ただし機器類や内装は既に他線区で就役していた「シリーズ21」と同様のものに改められており、制御方式はIGBT-VVVFインバーター制御方式となり車内もシリーズ21と同様のカラースキームで、片持ち式の座席が採用されているのも同等である。更に車内案内表示器も初めから取り付けられている。またバリアフリーの観点から各車両に車椅子スペースが、危険防止の為に転落防止用幌が当初から設けられており、総じて7000系以上のアコモデーション向上が実現している。6連4本が製造され、7000系と共に地下鉄中央線と近鉄けいはんな線の両線にて活躍している。尚、7000系自体も延伸開業を控えて7020系に準じた更新がなされている為、性能・内装面における差異はほとんどなくなっているのが現状である。

 2008,03,14 朝潮橋


■Variation
 2024年時点では7000系の行き先表示器がフルカラーLEDに改められている7020系。7000系、7020系を問わず行き先表示器については換装が続いている。

 2024,03,09 弁天町
2024/03/20