モワ24系
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 それまで深夜帯に独立して行われていた軌道、電気、信号関係の検測機能を集約し、日中時間帯にダイヤの制約なく総合検測を実現するため、2007年に導入された総合検測車両であり、「はかるくん」という愛称を持つ。新造車ではなく、1968年に製造された2410系の第1編成を種車として改造が施されたものである。車体は種車のものを活用しているが、側扉は1か所を除き埋められており、前面も非貫通化されて3枚窓に改められ、灯具配置も全く異なる等、種車の面影を殆ど残さないほど大規模に改められている。塗装も変わりイエローとホワイトのツートンカラーを基調とし、側面にはロゴマークや模様が描かれている。また、冷房装置の設置数が半減している他、クーラーキセの形状も変更されている。種車と同様1M1Tで2両編成を組み、モワ24号車、クワ25号車と附番されている。このうち、主要な検測設備はクワ25号車に搭載されており、モワ24号車は牽引車としての側面が強く、作業机やロッカー、検測用ATS車上子が設置されている以外は、通常時は何も設置されていない。なお、当初はクワ25号車にも検測用のパンタグラフが搭載されていた。走行機器類は種車のものをそのまま活用しており、最高時速110km/hで走行可能である他、抑速ブレーキも備えているため連続急勾配区間を有する青山峠等の区間も営業運転時と同等の速度で検測できる。また、南大阪線や養老鉄道での検測も担うことから、クワ25号車は台車を狭軌線用のものに換装可能で、連結面側にも電気連結器を備えて他形式の推進・牽引により狭軌線区の検測が可能となっている。モワ24系は改造当初富吉検車区に所属していたが、後に明星検車区へと移籍している。配置先変更はあるものの検測範囲は変わらず、標準軌、狭軌を問わず、けいはんな線以外の近鉄全線と養老鉄道の検測を行っている。なお、2023年に検測装置の更新が行われており、クワ25号車の検測用パンタグラフの撤去及び代替となる検測装置の新設、検測用カメラの追設等がなされている。

 2019,05,05 塩 浜


■Variation
 クワ25号車の検測機器類は2023年に更新されており、あわせて前頭部に搭載されていた検測用パンタグラフが撤去され、新たな検測装置やカメラが搭載された。前頭部窓下にもカメラが追設されており、印象が変わっている。

 2026,06,30 塩 浜
2026/06/30