2050系
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 1983年に登場した名古屋線向けの通勤型車両である。車体や基本的性能は1981年に大阪線に投入された1400系に準じており制御方式も界磁チョッパ制御であるが、こちらは2M1Tの3両編成となっている点が最大の特徴である。2050系は1983年に3連2本が製造されたにとどまっており、同時期に製造された他の界磁チョッパ制御車両と比べると少数派の存在となっている。製造時は予備車確保の観点から大阪線に配置されていたが、平成に入って大阪線の編成最小単位が4両となった為に3両編成の需要が減り、結果的に1990年以降に2編成とも本来の活躍場所となる名古屋線に転属している。現在も名古屋線にて使用されているが、ワンマン化改造はなされていないため、基本的に支線系統には乗り入れない。尚、2002年以降化粧板の交換や転落防止用幌の設置などを伴う車体更新が施行されている。

 2009,03,20 近鉄八田


■Variation
 名泗コンサルタントのアートライナーとなっている第1編成。名古屋線系統では同企業のラッピング車両が多く、編成の少ない本形式も御多分に漏れず充当される。尚、一時期は2編成ともアートライナーとなっていた時期があった。

 2009,03,20 烏 森