3500形
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 芝山鉄道では2012年度を以て開業以来使用していた3600形を返却の上、新たな車両をリースの上で使用することとなった。これにより京成電鉄よりリースを受けた車両が、3500形車体更新車の1編成である3540F(4両編成)であり、2013年4月より芝山鉄道の車両として使用を開始している。移籍に際しては会社表記の変更(3600形では白地に黒で書かれていたが、こちらは緑地に黒で書かれている)及び京成グループマークの撤去がなされたが、その他は車体の帯色を京成時代のままであり、形態的な変化は殆ど見られない。ただし2013年5月より成田国際空港35周年を記念するラッピングが側面に貼り付けられているため、現在はその点でも区別がつくようになっている。前述の通り芝山鉄道籍の3500形は4両1編成のみの陣容となっており、現在に至るまで京成線・芝山鉄道線の4連運用にて使用されている。一時期は金町線や千葉線等の充当が多くなっていた時期があったが、現在京成線で4連の運用は金町線を除くとほぼ消滅しており、平日午前中の成田〜芝山千代田間往復運用(片道1本のみ宗吾参道始発)に充当されることが多い。なお、2019年より前面に芝山鉄道のロゴマークが新たに貼り付けられている。

 2013,07,14 京成津田沼


■Variation
 前面に芝山鉄道のロゴマークが貼り付けられた後の3500形。2019年に貼り付けられており、帯色こそ京成時代のままだがより芝山鉄道の車両らしさが増している。

 2021,07,06 宗吾参道
 長らく帯色が京成車と同じであった3500形だが、芝山鉄道の開業20周年を記念し、2022年の検査出場後、青帯が緑帯に変更された。3540Fが芝山鉄道にリースされてから9年、ついにかつての3600形と同じ帯色となった。

 2022,04,25 宗吾参道
 ワンマン運転に対応した後の3500形。芝山鉄道の3500形は、他の3500形とあわせてデジタルSRアンテナ及びワンマン運転への対応は2022年中に行われ、同年11月のダイヤ改正で開始された東成田線・芝山鉄道線でのワンマン運転開始に備えた。それまで東成田線・芝山鉄道における4連は宗吾参道〜芝山千代田間の片道運転を除いて京成成田〜芝山千代田間の往復で、平日午前中のうちに運用を終えていたが、2022年1月以降は夕方まで運行時間が拡大し、土休日も運用に充当されるようになった(反面、宗吾参道〜京成成田間では出入庫とも回送となり営業運転を行わなくなった)。

 2023,08,30 京成成田
2023/10/15