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空気バネ台車を搭載し、どちらかと言うと3200形に近い1次車。8両が北総鉄道にリースされており、現在はトップナンバー編成の4両のみ京成車両として在籍している。
2012,01,05 京成高砂 |
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3300形の中で最も異彩を放っていた車両といえばこの3316Fだろう。車体更新後にセミクロスシート試作車・バケットシート試作車と二度も試作車となり、最終的に現在の3000形の原型となる室内へと変更された。この編成では車内の座席端になんと肘掛がついており、車内のみを見るならば京成グループの通勤型車両では最も快適な車両といえるかもしれない。尚、現在は北総鉄道にリースされており7265〜7268号車となっている。
2004,09,10 海 神〜京成船橋(旧線時代)★ |
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8両固定編成を組成し特急運用に入った時の姿。通常は4両編成を組むが、極稀に暫定的ながら8連を組成することがある。尚、現在では中間ユニットは全て廃車されたため、このような固定編成は組むことができなくなった。
2007,04,14 勝田台〜志 津 |
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京成電鉄の創立100周年を記念し、3世代前の所謂「青電色」に塗り替えられた3300形のラストナンバー3356F。1988年の2100・210形引退時以来実に21年ぶりに復活した塗装ではあるが、3300形自体はこの塗装になったことはなく、同形式としては今回が初のケースとなった。写真は記念列車として金町行き特急に充当された時のもの。その後は他車に交じり普通に運用に就いていたが、3000形に置き換えられて2013年2月を以て営業運転を離脱することとなった。尚、この編成は汽車会社で製造された最後の私鉄車両となっている。
2009,06,30 青 砥 |
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京成電鉄の創立100周年を記念し、2世代前の所謂「赤電色」に塗り替えられた3324F。2007年に3200形3298Fもこの塗装に塗られている為、2年半ぶりの復活と言う事になる。2013年まで他車に交じり共通運用に就いていたが、3000形に置き換えられて2013年3月20日の臨時特急を以て営業運転を離脱している。因みに2010年の都営フェスタでは、久々に西馬込へと乗り入れている。
2009,09,22 京成津田沼 |
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京成電鉄の創立100周年を記念し、1世代前のファイヤーオレンジに塗り替えられた3312F。この塗装は今までリバイバルされたことはなく、現塗装への塗り替え完了以来15年振りの塗装となった。臨時特急「ミラフォレスタ号」に抜擢された他は普通の運用に就いていたが、この3312Fは以前より動揺測定試験の対象車となっており、その際には普段乗り入れない線区でもその姿を見る事が出来た。2013年3月24日を以て営業運転を離脱しており、この編成の離脱を以てリバイバルカラーを纏う編成は全て引退した。
2009,09,22 京成高砂〜柴 又 |
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ラッピングの施されている3348F。現行塗装の上に、3320Fが2008年より寅さんラッピング、3348Fが2010年より「こち亀」のラッピングが施され、それぞれにゆかりのある金町線を中心に使用された(勿論本線や千葉線での営業運転も行っている)。3320Fは2013年、この3348Fが2014年に廃車されたため、この姿は過去のものとなっている。
2013,03,24 宗吾参道 |
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3300形のさよなら運転。このさよなら運転では、当時在籍していた4連2本を併結した8両を組成し、上野発成田行きの特急「成田山号」として営業運転を行った。3300形の8連組成は上述の2007年以来8年ぶりのことであるが、こちらは前4両が空気バネ台車の3304F、後ろ4両はコイルバネ台車の3344Fであり、異なる台車を履く編成の混結運用は久方ぶりのことであった。両編成は翌3月1日に廃車されているため、これが最後の本線走行となった。
2015,02,28 勝田台〜志 津 |