E531系3000番台
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E531系0番台・3000番台
 E531系は2014年末以降、415系1500番台の置き換えを目的に5連を組む付属編成について再増備が続いたが、このうち2015年から2017年にかけて製造された編成の一部については、常磐線よりも寒冷である東北本線(黒磯駅構内の直流化が予定され、従来のように交流専用車両が入線できなくなることによる措置)での使用をにらみ、準耐寒耐雪工事を施した特別仕様車となった。この仕様の車両については、3000番台として他の車両とは区別されており、編成番号もK550番台と分けられている。0番台とは異なり制御車の前位台車にスノープラウが常設され、併せてATS-P車上子の設置個所が変更されている他、厳冬期の凍結防止のため、側扉レールヒーター、汚物タンクの二重構造化等がなされている。また主電動機の冷却について、電動車の側面に設置された吸気口から風道を介して外気を取り入れる手法に変更し、それにより主電動機の型式も変更されている。内装は他のE531系付属編成とほぼ同一のものとなっているが、吸気口の位置の関係で主電動機のフィルターが座席下に設けられており、その部分については座席下から床部分まで覆いが取り付けられている点が異なる。3000番台は2016年までに5連7本が製造され、2015年12月から順次営業運転を開始した。他の付属編成と共に基本編成の増結や常磐線、水戸線での単独運用に用いられる他、2017年10月のダイヤ改正からは、翌3月には前述のとおり黒磯駅構内が完全直流化されることに伴い、交直両用車が必要となった東北本線黒磯〜新白河(一部白河)間の普通列車に本番台をあてがうこととなった。2020年以降、東北本線黒磯〜新白河・白河間の列車のみは3000番台で統一されているが、所属区は他車同様勝田総合車両センターであり、定期的に送り込み・返却のための回送が行われている他、この関係で常磐線・水戸線の一部列車についても本番台が専用で充当される。なお、黒磯〜新白河・白河間の普通列車は2020年から本車を用いたワンマン運転が行われることになり、それに先立つ形でホーム検知装置の設置や車載カメラの追設等の改造が2018年から翌年にかけて行われた。

 2026,01,11 下 館


■Variation
 3000番台の電動車は、主電動機の冷却を目的に外気を取り込む吸気口と整風板が側面に設けられている。これは0番台にはない、本番台独自の装備となっている。

 2026,01,11 下 館
2026/01/12