ハイモ295-510形
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 2005年登場。最後まで残っていたハイモ180-200形の置き換え用に新潟トランシスにて製造された車両である。前面形状はそれまでに製造されたハイモ295-310形に準じているが、こちらは全長が2m拡大した全長18m級の車両となり定員が拡大している。また行き先表示器にLEDが採用された他(それまでの車両と異なり側面にも設置)、台車がボルスタレス台車となる等のそれまでの樽見鉄道では見られない新機軸も採用されている。尚、同車の仕様は後に長良川鉄道のナガラ500形にも反映されている。塗装は置き換えるハイモ180-200形と同じく青を基調に赤と白のラインを配したものとなり、久々の採用となった。また側窓はハイモ295-310形が全て開閉可能であったのに対し、こちらは 前後2か所を除いて固定窓となっている。車内はオールロングシートで、従来車に比べてステップの段差軽減が図られている。また、次駅案内の表示が可能な運賃表示器は同車より採用されている。尚、他車同様トイレは設けられていない。1両のみの陣容ではあるが輸送力のある車両であり、主力車両の一つとして活躍している。

 2012,12,24 大 垣