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2003年登場。京福電鉄からえちぜん鉄道への経営引き継ぎに際し、3001形等の老朽化した車両を置き換えるべく愛知環状鉄道で廃車となった100形・300形(1988〜1992年製)の無償譲渡を受けたものである。譲渡に際しては、種車が100形のものは200形の運転台を接合し両運転台化されており、その他にも補助電源のSIVへの換装、角部への切り欠きの実施、室内に関してはモケットの張り替え等がなされている。因みにセミクロスシートのレイアウトには変化がない。尚、電装品は当初種車のものをそのまま使用していたが、主電動機が国鉄101系発生品のMT46型であったため600V線区のえちぜん鉄道では出力が出せず、急遽JR113系の廃車発生品であるMT54型電動機に換装する事で出力増強を図っている。台車は愛知環状鉄道鉄道時と同じボルスタレス台車のままであり、これはえちぜん鉄道の車両としては初の導入となった(後続のMC7000形は種車のコイルバネ台車をそのまま活用している)。初期に投入された2両はMC6001形と称したが、以降増備された車両は冷房やスノープラウの変更等の仕様変更があり、形式もMC6101形に改められている。2006年までにMC6001形2両、MC6101形12両の14両体制となり、同線において過半数を占めるまでに成長した。単行での使用から2両での運転もこなす等、一番の主力車両として各線で活躍している。
2011,08,03 永平寺口 |