ED300形
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 1951年、十和田観光電鉄の改軌・電化の際して日立製作所で製造された、全長およそ10.8mの凸型電気機関車である。自重は30tで、同機の形式名はこの自重に由来している。同じく電化に際し製造された旅客車両2400形と走行機器類に互換性を持たせることで、整備の効率化及び客貨双方での使用が考慮されている。登場時は主力機であり、貨物列車を始め、前述のとおり2400形の制御車などを連結して旅客運用にも充当されたが、台車構造等に起因し最高速度が50km/hに抑えられていたこともあり、ED400形登場後は十和田市駅構内の入替えが主な活躍場所となった。1986年の貨物運用廃止後も事業用に残され、2012年4月の路線廃止までは除雪・工事列車の他各種イベントでも使用されていた。

 2007,09,04 七 百