7800系
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 2012年登場。老朽化した1000系の置き換えを目的に、東急電鉄を廃車になった車両を改造して導入した通勤型車両であり、現在の秩父鉄道では最も新しい形式である。従来秩父鉄道の通勤型車両は3両編成を組んでいたが、この7800系は影森〜三峰口間等の閑散区間において折り返し運転を行うことを主眼としている。その為、7500系と同じく元東急8090系ながら、こちらは全て中間車に先頭車化改造を施した2両編成となった。種車は8090系の中間電動車であるデハ8290形とデハ8490形となっているが、このうち三峰口方に連結されるデハ8290形は電装解除が施されているため、1M1Tの組成となった。走行機器類は東急時代とほぼ同一であり、制御方式も界磁チョッパ制御となっている。ライト位置や帯配置は7500系にあわせられているものの、新設された前面部は切妻型となっており、窓配置や種別表示器の位置も7500系とは異なっている。また窓・行き先表示器の周囲は黒く塗装されており、その点も7800系にしか見られない特徴となっている。尚、他形式とは両数が異なるため、帯上には2両編成を表すステッカーが貼り付けられている。この他、電動車として存置された車両にはパンタグラフが増設されており、ダブルパンタ車両となった。ワンマン運転用機器の装備や自動放送装置、ドアチャイム、車内案内表示器の設置など、内装面における改造は7500系と殆ど変っていないが、同車にしか見られない改造点としては乗務員室内に空調が増設されていることが挙げられ、それにあわせて側面・車端部にルーバーが新設されている。7800系は2013年3月のダイヤ改正で営業運転を開始しており、当初目的としていた末端部の区間運用の他、羽生〜三峰口間の全線でも運用されている。現在は2連4本が在籍しており、この7800系を以て残存する1000系は全て置き換えられている。

 2014,03,29 武 川