コ15形
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 2000年、コ11形と共に先代車両を置き換える形で製造された山上線用の車両。同時に製造されたコ11形と共に生駒山上遊園地へのアクセスを押し出したデザインとなっており、コ15号車が「ドレミ」、コ16号車が「スイート」という愛称が付けられそれぞれ愛称に因んだデザインとなっている。制御装置は従来からのテオドル・ベル式であり、制動が電気指令式となるなど安全性の強化も図られている。尚、山上線は宝山寺線に比べて運行本数が少ないため、こちらの方が全長13.6mと大型の車体となっている。登場から一貫して生駒山上遊園地や宝山寺へのアクセスに使用されている。

 2009,03,15 生駒山上


■Variation
 楽曲「山の音楽家」をモチーフにしたコ15号車は「ドレミ号」の愛称が付けられており、実際に「山の音楽家」の楽譜も取り付けられている。中間駅のある山上線には各駅に停まる普通の他にノンストップで運転される「直行」という種別があり、直行運転時は前面に種別が表示される。尚、現在は増発時のみの運転であり通常は存在しない。

 2009,03,15 宝山寺